岸田首相が提唱する異次元の少子化対策の中で「こども誰でも通園制度」という
のが謳われています。保育園や認定こども園の定員の空きを利用し就労要件(保育の
必要性)を問わずお預かりするとのこと。今でも行われている一時預かり(園と保護者
の直接契約)とは違い、プラス自治体が介入し「要支援家庭」等を把握し子育て支援に
繋げることのようで福岡市や仙台市で検証が行われています。
ずっと認可外で保育を行ってきた私達からすると何を今更のような気がしてなりません。
保育士不足や慣れない時期を過ごす子どもからするとどちらかというと負の面が多いと
思います。今でも特別保育で一時預かりがあるわけでその園をより支援することで良い
かと思います。支援しなければいけない保護者もいますが便利になりすぎてその制度を
上手く利用する人もいるはずです。
始まる前からとおりをうけそうですが「異次元の少子化対策」の3.5兆円の財源も
決まらない中不安が募ります。やはり財源は、消費税増税なのでしょうか???