待機児童解消と共に「保育士不足」も大きな課題です。認可保育園、幼稚園
の園長先生方とも会議等でよくお話をしますが必ず「保育士さん知らない?」
と言われます。保育=労働とし更に命を預かるがゆえに責任が重く、対価としての
賃金が低いと言われています。勿論、低賃金も大きな理由の一つです。
しかしながら園の対応として保育士をどれだけ大切にしてきたのかというのは大きな
問題と思います。
今日の朝刊に掲載されていたのが認可園でも「保育士不足」のため入園が出来ない
ということと、国が対策として掲げた「処遇改善加算」が未執行になっているということ
です。処遇改善加算を取得した園としない園では更に賃金格差が広がるというわけです。
そもそも認可外保育施設には、処遇改善加算もなく運営をしています。
弊社で運営するさくら保育園=認可外保育施設(指導監督基準を満たす証明書有)
さくらチャイルド=小規模保育園(認可)
きぼうのこども園=企業主導型保育事業(認可外だが内閣府より認可に近い形で補助金
が支給。(心から信頼のおける 合同会社あおぞら様へ運営委託)
三者三様運営状況も変わってきます。保育業界は知れば知るほど矛盾だらけです。
ただこの矛盾を少しでも解消してくれるのが子どもたちであり、保護者の方々であり、
保育士たちであります。愚痴っぽくなりましたが子どもたちと成長できたらと日々思います。
参考までに1/16掲載熊日より転載R2.1.16熊日