幼児教育保育の無償化(年少~年長児)が始まって3年半が過ぎました。保育の必要性が
認められれば基本的な保育料は無償となります。しかし、自治体によって払い方は違って
います。認可保育園は、「現物給付」といわれ給食費ほか実費を徴収され各家庭が負担する
金額は少なくて済むような仕組みになっています。
言葉は違いますが「法定代理受領」を採用しているのが菊陽町、合志市で各家庭の保育料の
負担がなくやはり給食費等の負担が主な支出となっています。
「償還払い」を採用しているのは熊本市であり一旦保護者の方が保育料+給食等を含めた金額
を一旦園に支払い、3カ月に1回申請書を提出(保育料の還付)するということになります。
結果は同じかもしれませんが毎月の負担が大きいので、熊本市には市議や議会でも取り上げて
頂き出来れば「法定代理受領」への変更をお願いして参りました。
先日、「熊本県子どもと保育の明日を語る連絡会」の会議に熊本市保育幼稚園課課長が参加され
「法定代理受領への変更について検討に入った」ということでした。実現にはまだ時間がかかり
ますが保護者の方にとっては非常に負担が少なく良い方向だと思っています。
予算編成のこともあるようですが少しでも早く実現できることを願っています。