少子化対策 育休給付

男性の育休は「産後パパ育休制度」があり産後8週間以内に最大4週間の育休

を2回に分けて取得でき賃金の67%保証されるのが現行制度です。

新制度ではこれを80%に引き上げ社会保険料の減免をし実質100%を保障する

ようになると言われています。(決定はしていません)少子化を食い止めることに

必死なのは理解したうえで育休取得者をサポートする企業、会社側には何かしらの

恩恵はあるのでしょうか?誰でも病気やケガで入院をすることはあるかもしれません

が中小零細企業には大きなハードルのような気がします。

取得しやすい雇用環境を整えることが難しい職場も少なくないと思います。

制度が整うことは大事ですが格差が開かないことを願います。

日曜討論

28日(日)午前9時NHKで「子ども政策」についての与野党の国会

議員の討論がありました。

党によっては、他党の誹謗中傷が主で悲しくなるような意味が分からない

党もありました。保育や教育の無償化や給付のための財源が主たることの

話でしたが予算ありきなのでこれからの攻防も興味深いものがあります。

社会保険の上乗せなのか料率アップなのか、そうした場合扶養者(特に主婦夫)

扶養控除はどうなるのか・・・・

最終的には少子化を食い止め、未来に向けて安心して子育てできる社会の実現

を目指すのだと思いますが・・。党利党略にならないようにしてほしいものです。

出生数減少

23日(火)熊本市で「こどもまんなか熊本」のセミナーが開かれました。

熊本県では、2021年の出生数は前年比341人減少、20年前に比べる

と25%減少しているという事です。これは大きなことですね。

サミットが終わってマスコミも「異次元の少子化対策」の報道がなされてきました。

社会保険料の上乗せ、消費税は据え置きの声も聞かれますが社会保険の中の健康

保険の協会けんぽ分は都道府県によってそもそも料率が違うのですがその差は以外

とあるのです。熊本は、40歳未満で10.32%40歳以上で12.14%です。

40歳未満に限りと全国で3番目に高く、最安の新潟県と比べると約1%違います。

この料率を会社と労働者が折半する仕組みです。保険料は支払いますが病院等を利用

するか否かは個人差もあります。消費税は、8%又は10%ですが均等に納めるわけ

これからの議論がどうなるのか注視する必要があります。

ただ、給付としてばらまくのではなく若い世代の人たちが産み育てやすい世の中になる

ような政策を期待します。

第2子以降も保育料無償化

何処に住むのかは、居住地で保育料の格差が出ることが頻繁になってきました。

全国の政令指定都市は、20市ありますが2023年4月から3市が第2子以降

の保育料無償化に取り組み始めています。(3市=福岡市・静岡市・堺市)

福岡市=23億3500万、静岡市=約7億、堺市は、分かりません。

そして北九州市も早ければ今年度中にも取り掛かるようです。

九州に3市の後一つ、熊本市もと期待しますが地震や庁舎建て替えなどかかる予算

はあるので過度の期待は出来ないと思います。

比べても仕方ないのかもしれませんが比べたくもなりますね。

異次元の少子化対策の財源

国が進める「異次元の少子化対策」について厚労大臣、経済再生担当大臣

経済界からも財源についての発言があっていますね。

消費税を上げるのか、社会保険料の料率アップ、国債の発行などと言われて

いますがどのようになるのでしょうか。来月の首相の「骨太の方針」で骨格は

みえてくるのでしょうがとても興味深いものがあります。

少子化にブレーキをかけないと国の発展にもブレーキがかかりますので対策に

は賛成しますがその内容は果たして。。。といったところです。

子育て支援給付

全国で子育て支援給付が行われています。給付もありますが保育料の無償化(未満児)

や給食や医療費の無償化もありどの自治体に居住するかによって変わってきますね。

今日のニュースで千葉県では小1から高1に一人当たり1万円を給付するそうです。

インタビューを受けた方が「たったの1回の1万円。何の為に・・・」切り取った言葉

にしても余りに寂しい言葉です。県民国民の納税から給付されるわけでもう少し言いよう

があるような気がしますが・・・。

 

不適切保育 914件

こども家庭庁が令和4年4月から12月までに「園児の心身に悪影響を及ぼす

」不適切保育が914件確認されたと発表しました。うち90件は「激しく

揺さぶる」などの虐待にあたると自治体が判断しました。

「不適切保育」の定義は、明確な定義はありません。私達にも調査はあったのです

紙面上で曖昧な点も多く、見方によっては914件の何倍何十倍もあると思われます。

熊本は13件とのこと。勿論あってはならぬことは重々承知の上ですが、園にとっては

保育の内容を無難に済ませよう、ここまで保護者に伝えなくても園児の保育にあたらなく

ても・・・となってしまうような気がします。

何も園だけの問題ではなく、社会的構造の問題も大いに関係していると思います。

法定代理受領と償還払い

幼児教育保育の無償化(年少~年長児)が始まって3年半が過ぎました。保育の必要性が

認められれば基本的な保育料は無償となります。しかし、自治体によって払い方は違って

います。認可保育園は、「現物給付」といわれ給食費ほか実費を徴収され各家庭が負担する

金額は少なくて済むような仕組みになっています。

言葉は違いますが「法定代理受領」を採用しているのが菊陽町、合志市で各家庭の保育料の

負担がなくやはり給食費等の負担が主な支出となっています。

「償還払い」を採用しているのは熊本市であり一旦保護者の方が保育料+給食等を含めた金額

を一旦園に支払い、3カ月に1回申請書を提出(保育料の還付)するということになります。

結果は同じかもしれませんが毎月の負担が大きいので、熊本市には市議や議会でも取り上げて

頂き出来れば「法定代理受領」への変更をお願いして参りました。

先日、「熊本県子どもと保育の明日を語る連絡会」の会議に熊本市保育幼稚園課課長が参加され

「法定代理受領への変更について検討に入った」ということでした。実現にはまだ時間がかかり

ますが保護者の方にとっては非常に負担が少なく良い方向だと思っています。

予算編成のこともあるようですが少しでも早く実現できることを願っています。

5月度体育教室

朝は、肌寒さを感じても日中は初夏を思わせるような暑さを感じるように

なってきました。今年度2回目の体育教室です。

子どもたちの成長は早く、1カ月経っただけでも講師からは力強くなっている

とお褒めの言葉も頂けます。

晴れた日は出来る限り外遊びを増やして逞しくなりたいと思います。

GWが始まっています

既に始まっているGW。保育園は暦通りの運営になります。中には両親の

仕事の関係でお休みを採られている家庭もありますが学校は普段通りに

あっていますので子どもたちも登園しています。明日からがGWも後半戦と

いうことで余計に世間は賑わいを見せる事でしょう。

保育園も政府が考えている「異次元の少子化対策」についての骨太の方針が

発表されるまで刻一刻と近づいてきています。

財源をどうするのか、社会保険とするのか消費税増税となるのか国債で賄う

のか非常に興味があるところです。

出来る限り「なるほど!それなら・・・」という案で進むことを願います。

8日(月)には元気な姿で登園してくれることを願っています。